神社仏閣

浜松市の神社を紹介!文化と祭りの地域拠点について解説

浜松市内には多くの神社があります。その中でも文化や祭りの地域拠点として機能しているところが少なくありません。そこで今回は、浜松市の神社について文化や祭りの拠点となっている面にフォーカスして市内のいくつかの神社について紹介しましょう。

浜松市の文化や祭りを支える神社

浜松市には各地に神社が点在しています。その中のいくつかについて紹介しましょう。まず、機織りの神様をまつる神社として知られる初生衣(うぶぎぬ)神社ではおんぞ祭りが行われています。これは、「伊勢の神宮に神御衣を収める」という初生衣神社の役割に基づいて行われる祭りです。同社では4月第2土曜日に行われる例祭として盛大に行われ、繊維関係者だけでなく一般人も多く参列します。浜松市の天竜区では、地区内にある八坂神社で川合花の舞と呼ばれる伝統の舞を奉納しています。400年以上もの歴史を持ち老若男女が踊るという地域ぐるみの行事です。このほかにも浜松市内には神社を中心に伝統芸能や文化、祭りが発信されています。

神社の祭りでよく見る「おみこし」と「山車(だし)」

神社の祭りではおみこしと山車を目にします。しかし、両方が異なった役割をしていることはあまり知られていません。おみこしは神社の神様が宿るものとしてかつぎ棒が付いていて人がかつぐもので、基本的に人が担ぎ棒に乗ることはあっても、神輿本体に乗ることはほとんど見られないのが特徴です。一方、山車は神様が宿るという解釈があるものの、基本的に神様を先導する乗り物として人が乗って動きます。このように両者は似た性質のように見えるものの厳密には目的が異なるのです。

なぜ神社のお祭りでみこしを担ぐのか?

神社のお祭りのつきものといえば、みこしです。このみこしは神様をしずめ、夏に流行する病気や農作物害虫被害、天災などを防ぐために行われていたそうです。その際に神様を外に出す目的で用意したのがみこしとされています。全国各地でそのみこしの扱いはことなり、厳かに運ぶものもあれば、ぶつけ合うけんかみこしをおこなうものなど神社によって様々です。

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